このページは普通のサラリーマンが簿記3級を受けてみた記録や考えたことをまとめたページです。
(2019年3月16日追記)試験の結果は下の「実績」の項に追記しました。
(2020年5月13日追記)2020年6月の試験(第155回)は新型コロナウイルスの影響で中止となっています。
→商工会議所公式サイト
コンテンツ
試験の概要
試験日程・申し込み方法・受験料
以下をご参照ください。
簿記3級 商工会議所公式サイト
2019年6月時点で、次の試験は第153回(2019年11月17日(日)、申込み締め切りは2019年10月4日(金)※)です。
※東京の場合。締切日および申込み方法は各商工会議所によって異なるので注意!
試験の特徴
マークシートじゃなくて筆記!
自分で文字や数字を書きます。人によっては当たり前かもしれませんが、久しぶりに文字を書くと、これが意外と面食らいます。そのへんの問題の解き方やコツについてはこちら↓
簿記#6〜簿記3級の解き方と勉強法。過去問を解いてわかったこと〜(第151回日商簿記3級)
学習時間・学習方法
勉強時間は最低30時間程度必要?
実際の勉強時間は21〜23時間程度でした。
・テキスト(内容の理解・章末問題)… 12時間(2時間×6回に分割)
・過去問・予想問題 … 9時間((演習2時間+採点復習で1時間)×3回分)
ただこれではかなり不安が残り、自信を持って本番に望めませんでした。
3回分の問題をもう1周できればだいぶ合格確率が高まると思うので30時間ぐらいが必要最低限になるかと思います。
とっととテキスト(参考書)を終わらせるべし
簿記以外の、知識を聞いてくるマークシートタイプの試験なら、まずとりあえず解いて間違った問題だけ復習する作戦が有効ですが、初めて簿記はそうもいきませんでした。
なにせ、単語の意味がわからないし、「〇〇表を完成させなさい」と言われても何を書けばいいのかわかりません。
なのでまずはテキスト(参考書)を読み込むしかありません。しかし、演習問題に対するある程度の慣れがないと本番の試験時間で問題を解ききれません。結局「参考書のすべての範囲をいかに早くなめるか」が簿記(3級)の学習のコツになるかと思います。
使用教材
使用したテキスト(参考書)はこちら↓
スッキリわかる 日商簿記3級 第11版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ) (Amazon)
(実際に使っていたのは第9版です。)
完全初学者でもわかるよう、かなり優しく書いてあります。問題集も1回分付属しているものの、流石にこれ1冊で合格するのはちょっとむずかしいかと。
(2018年版はテキストと問題集が別々の本になっていました。今は1冊にまとまっているようです。)
そこで下の問題集で補強します↓
2018年度版 スッキリとける日商簿記3級過去+予想問題集
(2018年版はテキストと問題集が別々の本になっていました。今は上述の1冊にまとまっているようです。)
全部で9回分(過去問6回+予想問3回)+新傾向問題が収録されて税抜き1000円なのでだいぶお買い得です。問題用紙、答案用紙、解説がバラバラに分解できるのも地味に嬉しい。
実績(3/16更新)
東京23区・横浜地区は3/15 11:00にWEBで結果が発表されました!
<結果 (得点/配点 【平均点】)>
94/100 【68.4】 … 合格!
<内訳>
設問1 16/20 【14.6】
設問2 10/10 【 8.2】
設問3 30/30 【22.7】
設問4 8/10 【4.9】
設問5 30/30 【18.0】
<合格率>
57.3%
<所感>
思いの外高得点で自分でびっくり。よくよく合格率を見ると第146回(2017年6月)以来の50%超え、第110回(2005年6月、58.3%)以来の超高合格率ということなので、随分と易化したようです。公式が発表している出題の意図(PDF)を見る限り出題する側も比較的難しくない事を認識しているようです。やはり運が良かった。
貸借が合わなかったはずの設問3が満点取れているので、配点に助けられていることがわかります。逆に設問1は何を減点されているのか不明…。
講師のヤマのおかげ点数がとれた設問4ですが、平均点の低さから受験した人の多くが対策が十分にできていなかったことが伺えます。ありがたやありがたや。
※注※出題内容は年度ごとに変わります!詳細は公式サイトや各予備校のサイトを確認ください。
平成31年(2019年)度以降の簿記検定試験出題区分表の改定等について
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どんな勉強してたの?日々の記録はこちら↓
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