講師の先生のヤマによると、今回は「商品有高帳」が出題されるらしい…?ほんまかいな。ひらくもです。
今日初めて時間を測って(120分)、過去問を解きました。
気づいたことをまとめます。
解いたのは第147回(平成29年11月)の問題です。
前提として、大問構成は以下のようになっています。
第1問 20点 仕訳問題が5問(各4点)
第2問 10点 帳簿に関する問題
第3問 30点 試算表等の作成問題
第4問 10点 伝票、訂正仕訳、勘定記入等のいずれか
第5問 30点 精算表、財務諸表等の作成問題
計100点 合格ラインは70点
・表を埋める系の問題(問3,5)は配点がすべて部分点。「表が完璧にあっていたら30点」ではなく、「この項目があっていたら2点」「この行が埋められていたら3点」という形の積み上げ方式。なので最後まで埋めて貸借が一致しなくても、仮にそのままで出しても0点にはなりません。焦らず、諦めずにわかるところから埋めるのが大事です。
・初見で解いても時間は余ったので、わからないところで立ち止まらずにテンポよく解けば、途中で時間切れということはなさそうです。
・電卓のM(メモリー)機能は使えたほうが圧倒的に良さそうです。僕は身についていませんが。
・過去問や予想問題を解いたときの復習方法には工夫がいります。解答用紙には完成した表しかのっていないので、誤答だったとき(数字がずれていたとき)「どこでまちがったのか」がぱっと見ではわかりません。解いたプロセスがわかるように途中計算を残すか、忘れないうちにもう一度解説を見ながら解くなどして、自分がどこで間違ったのかを把握する必要があります。中学高校の数学のような感覚です。
・本番の解き方について。問1,2,4が比較的簡単で時間のかからない問題(と見せかけて癖のある小問が混ざっていることもあり)、問3,5が表を完成させる、総合問題的な位置づけです。なので単純な仕訳の問題である問1を解いた後の解く順番については2通りの方法が考えられます。すなわち、問2,4をテンポよく解いて精神的余裕を持って3,5に取り組むやり方と、得点源となる問3,5を時間的余裕を持ってこなした後、残った時間で2,4を解くやり方です。人によると思います(講師は前者、テキストは後者の方法を推していました)。個人的には前者の方が好きです。
ちなみに問2と問4、問3と問5のそれぞれにおいて、どっちを先に解くかについては当日その場で直感的に判断したほうが良いようです。問2と問4どちらが難しいかは毎回異なるからです(問3と問5も同様です)。今回解いた第147回の問題では、問3に比べて明らかに問5の方が簡単だったように感じました。
・金額には3桁区切りでカンマを打つのに慣れておいたほうが良いです。桁ずれを自分で気づけるため、ミスが減ります。普段カンマを打つ習慣がない人(僕)は、演習時から慣れておく必要があります。当初はだいぶ煩わしく感じますが、すぐ慣れます。
・あとはささいなことですが、普段PCで仕事をしていて、文字を書くことから遠ざかっている人は、演習の中で鉛筆(シャープペンシル)で書く、消しゴムで消す感覚を取り戻しておいたほうが良いかと思います。マークシートを塗ることはあっても漢字や数字を書きまくる機会というのは、人によっては数年単位でブランクがあるのではないでしょうか。
ざっと以上です。ちなみに自己採点は66点。合格ラインは70点なので計算ミス、桁ズレの凡ミスがなかったら合格でした。惜しい。あと2日でどこまで慣れるかって感じですね。
それではこのへんで!
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